ワーママ転職できるかな

働き方の最適解を求めてさまようワーママの記録

転職タイミングと会社の辞め時

 いざ退職しようと決断をしたときに、何を、どんな順番でやればいいのかが悩ましい。これらを整理せずに動いてしまうと、対応が後手後手になってしまいスケジュールが狂ってしまうことが多々あります。

そして、転職をしようとすると子供の保育サービスや学童の縛りもあり、すべてのタイミングをあわせながら一気に動く必要が出てくるんです。

そんななかで、まずは「いつ辞めるか」。 前提として、今の会社と次の会社を連続すること(1月以内、社会保険が雇用保険が連続する前提)で考えてみます。

※数値は一般的なものです。年度や自治体、企業においてそれぞれ違いがあるので改めてご確認ください。


 退職するタイミングの検討には「いつ求人が出るか?」と大きく関係してて、まずは1年を通じてどの時期に新規求人が出るのか。

f:id:pirkaniskur:20201022160601p:plain
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況 新規求人数(パートタイムを除く一般)【実数】」2016年~2019年から作成

年によって変動はあるものの大まかな傾向について説明。

転職活動・退職時期が1月~3月

新卒入社が多い4月、決算期が4月~翌年3月や1月~12月の企業が多く、このタイミングで人員計画が一新されるため求人が多く出回る時期です。

この時期に退職することのメリットは、

  • 求人が多いので転職活動がしやすい
  • 年末のボーナス
  • 次の会社で次年度の住民税のタイミング(6月)まで控除がなくなる

デメリットは、

  • 退職時に住民税が一括徴収されて最終月の給与が減る(社会保険料の前倒しも追加になるので減少額注意)
  • 4/1入社になると、子供の入園・入学のタイミングとぶつかってしまう

住民税についてこちらを

会社を退職したとき 会社を退職や転勤、休職などにより特別徴収ができなくなった場合は、会社から区役所へ「給与所得者異動届出書」を提出してください。特別徴収ができなくなった残りの住民税については、次のいずれかの方法で納めます。

(1)普通徴収で納める・・届出書の提出後、ご本人宛に納税通知書・納付書を送付します。

(2)会社で一括徴収をする・・退職月の給与から残りの住民税を一括して納めます。 (1月1日から4月30日までの退職者については、原則として残りの住民税を一括徴収することになっています。)

(3)新勤務先で特別徴収が決定しており、継続して特別徴収で納める・・前勤務先が記載した給与所得者異動届出書に、新勤務先が追加記載し、新勤務先から区役所に提出をします。

出典: 千代田区ホームページ - 就職・退職したとき

転職活動・退職時期が4月~6月

  求人も1月~3月に比べるとだいぶ落ち着くタイミングです。その代わり新卒採用を行う企業はこの時期が一番忙しい時期。新卒採用と中途採用を兼務している採用担当は1年で一番忙しい時期になってしまうので、新卒採用を優先することが多めです。

この時期の特徴

  • 求人は落ち着く
  • 4月は入学入園時期、転職活動に時間がさけるか要確認
  • 4月退職は住民税一括徴収(4月~5月分)
  • 4月退職5月入社はオンボーディングがGW明けになることも
  • 5月退職は住民税5月分特別徴収(1月分しかないので)
  • 6月退職は1月分だけ住民税が控除されて、退職時に一括徴収か普通徴収を選択
  • 6月くらいから各自治体にて認可保育園の継続在園確認が始まる、勤務先の就労証明が求められる

転職活動・退職時期が7月~9月

新卒採用も落ち着き半期・四半期決算の時期を迎える企業が増加します。ボーナスをもらってやめようという求職者と、10月入社照準で採用したい企業とで、求人数が増える傾向です。

この時期の特徴

  • 夏のボーナス
  • 各自治体にて認可保育園の継続在園確認が始まる、勤務先の就労証明が求められる
  • 求人数の落ち込みは続くが9月頃にまた増えてくる

転職活動・退職時期が10月~12月

9月から10月にかけて再び求人数が増加する。新卒採用も内定式が終わって中途採用に注力できるようにもなります。 12月決算の企業は予算があるうちに急ピッチで採用活動しているかもしれません。

この時期の特徴

  • 10月に求人増える
  • 冬のボーナスの分かれ目
  • 退職時期によっては年末調整が間に合わないことがある
  • 年末調整が間に合わないと翌年確定申告が必要になる
  • 認可保育園・学童の申込時期、在籍要件や基準点について要注意!

結局いつ転職する?

  • 9月~10月に転職活動を開始、12月末退職、翌年1月入社
  • 1月に転職活動を開始、3月末から4月末退職、4月~5月入社

求人数を考えるとこのあたりで、12月末退職の場合、冬のボーナスがある企業にお勤めの方は退職を伝えるタイミングが肝心。セオリー通りに行くと11月に上司とやり取り~退職確定に進むと思うけれど、この時期はボーナスの最終確定時期と重なります。原資が決まっているボーナスを退職が決まっている人にどのくらい振舞ってくれるかは・・・企業によるとしか言えないので、そのあたりを考慮する必要がありそうです。 また、ワーママが転職をする場合、子供の保育園や学校のタイミングが関係してきます。特にこのタイミングで認可保育園や学童へ申し込みをする場合は注意が必要です。 入園・入学のタイミングが重なるときは後者、とくに入園・入学後の4月以降の退職がベター。

また、転職のタイミングを間違えると自治体によっては最悪内定取り消しのこともあるので要注意。

  • 会社が変わると就労証明を再提出、(内定)で基準点変更
  • 会社の在籍期間で基準点変更
  • 勤務条件が変わると新しい勤務条件で申込書の再提出&基準点変更の可能性 ぜひお住まいの自治体の案内を事前にご確認ください。

ちなみに東京都板橋区はこんな感じ。

Q2.入所の申込みをしてから転職しました。どのようにすればよいのでしょうか? A:すみやかに「勤務(内定)証明書」を保育サービス課入園相談係に提出してください。 保護者の状況が変更されますと指数が増減することがあります。特に、入所申込締切日までに勤務実績が1か月未満の場合は、指数が3減算されます。 ※事実と異なる情報で内定した場合は、入所の内定を取り消します。また、入所内定後から入所するまでに転職された場合も指数が減り、入所内定を取り消すことがあります。

出典:11.ほいくえんQ&A|板橋区私立保育園園長会公式サイト

東京都世田谷区、育児休業中に転職&保活コンボをかます場合は要注意。

問 9 現在、育児休業中です。保育園の内定連絡をもらいましたが、復職する際に気を付けるこ とはありますか?

答 9 『復職』とは、育児休業の承認を受けた会社に職場復帰することを指します。育児休業中 または育児休業終了後、入園月前に勤務先を退職(転職含む)した場合や入園月中に育児休 業を取得した勤務先に復職をしなかった場合は、入園取消(退園)となります。なお、復職 の確認は、育児休業を取得した勤務先が作成する復職証明書で行います。

出典:内定時によくある質問 - 世田谷区

神奈川県横浜市は基準日半年内に他社就労実績がある場合は、他社分の証明書も必要とか!

Q:転職している場合、以前の会社の就労証明書も必要ですか。

A:必要です。基準日の属する月の途中から就労開始の場合で、基準日から半年以内に他での就労実績がある方は、前職の就労(予定)証明書も提出してください。(例:令和2年4月一次入所申請の場合、平成31年4月以降の転職の場合は転職前後の就労証明書の提出が必要です。)

Q:申請後転職予定だが、書類の提出はどうしたらいいですか。

A:基準日以降に転職される場合は、申請前・申請後にかかわらず、転職後の就労証明書をご提出ください。

出典: 保育所入所よくある質問~令和2年度入所版~ 横浜市青葉区

ということなので、保活中の方はよーーーーく注意して動きましょう。

レジュメの更新やエージェントの初回面談は本格的に動き出す前に

転職開始の1か月くらいまでには職務経歴書を更新したり転職エージェントに登録・面談しておくと、余裕をもって転職活動をスタートできます。また、初回面談も大手はいまだに訪問型が多いけれど、リモートや電話で面談ができるところも増加中。転職エージェントも業界や企業規模の得意不得意や担当者との相性もあるので、本格的に動き出す前に確認しておくことをおすすめします。


※2020年10月現在の情報に基づき記載・引用をしています。リンク先の内容変更によって情報が更新されていることもありますので、詳細はリンク先や各自治体の情報をご参照ください。